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三星電子とグーグル、特許同盟

2014.02.09 20:22

webmaster 조회 수:1303

三星電子とグーグルとが世界IT業界に類例のないグローバル特許同盟を結んだ。両社は、既存に保有している特許はもとより、今後出願する特許まで含む広範囲な特許クロスライセンス契約を締結した。今回の協力で両社はそれぞれ持っている弱点を補い、益々広がるグローバル特許訴訟危険のソリューションも整えたと評価された。三星電子は、特許紛争中のエリクソンとも特許権ライセンス延長に電撃合意した。

三星電子は27日、グーグルと両社間の相互互恵原則によって広範囲な技術・事業領域の特許クロスライセンス契約を行うと明らかにした。

両社は今回の契約で、既存に持っている特許はもとより、今後10年間出願する特許まで共有することにした。現在三星電子は10万件余り、グーグルは5万件余りの特許を保有している。2次アンドロイド同盟と呼んでも劣らないほどであって、三星-アップルの特許戦にいかなる影響を及ぼすか業界内外の関心が集中されている。

三星電子とグーグルとは業界を先導する両社特許ポートフォリオを活用できるようになって、現在だけではなく将来の製品・技術開発分野で協力を強化する基を設けたと評価される。三星電子は、ハードウェア関連特許に、グーグルは、ソフトウェア分野特許にそれぞれ強点を持っている。

業界は一旦、契約内容及び規模が破格的であると同時に、両社ともにウィンウィン効果をもたらすと評価した。

インベントゥス特許法律事務所の呉セイル代表弁理士は、“(三星電子とグーグルとの特許協力は)驚きべきこと”とし、“両社ともに利益になる”と述べた。呉弁理士は“三星がアンドロイドを成長させた第一の功労者であり、三星もアンドロイドがあってスマートフォン117競争力を高めることができた”とし、“互いに依存するしかない状況が広範囲な協力の背景になったようだ”と分析した。

益々増加するグローバル特許訴訟に備える次元でも、今回の協約は両社の競争力を高めると期待された。特に三星電子がアップルと行っている特許戦争において、グーグルの加勢は力強い味方以上であると評価された。

三星電子は、同日エリクソンとも特許権ライセンス延長契約に合意した。両社は1年2ヶ月間訴訟を行ったが、今回多年契約を締結した。

エリクソンのカシム・アルファラヒ最高知識財産権責任者(CIPO)は、“三星電子と、GSM、3G、4G特許ポートフォリオ全般にわたって訴訟を行ってきたが、いずれも終了する”とし、“米国際貿易委員会(ITC)に提訴した輸入禁止措置も解除することにした”と明らかにした。


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